
Googleアドセンス申請時の記事数は少ない方が良いの?
少ない記事数で申請して不合格になったのだけど…
このような悩みにお答えします。
Googleアドセンス攻略記事には、次のように書かれていることがありますよね。
- 5記事程度でも合格できる
- 独自性のある少数精鋭の記事で申請する方が良い
- 記事数が多いと不合格原因の特定・修正が大変
ブログ初心者の方がこのような記事を見ると、「Googleアドセンス合格までは、記事数を増やすのはやめよう。」と思ってしまうのではないでしょうか。
私がそうでした(笑)。
しかし、少数精鋭記事で申請するのはおすすめしません。
Googleアドセンス審査は年々厳しくなっており、2024年現在5記事程度で合格することは難しいからです。
実際、私は文章も画像も完全オリジナルなリコーダー特化ブログで、31記事で申請した時も落ちました(37記事で申請して合格)。
少ない記事で申請して落ちている方は、記事数を増やす方がおすすめですよ。
以降では、記事数は多い方が良い理由と、少ない記事をすすめる理由について、より詳しくご説明します。
記事数は多い方がおすすめな理由
記事数は多い方がおすすめな理由は4つあります。
ブログの情報の網羅性が高まる
記事数が多い方がおすすめな1つ目の理由は、ブログの情報の網羅性が高まるからです。
- 「リコーダーの低いドの出し方」しか記事がないブログ
- リコーダーの演奏方法や選び方・魅力など様々な記事があるブログ
この2つのブログがあったら、後者の方が情報の網羅性があって魅力的ですよね。
Googleアドセンスも魅力的なブログに広告を掲載したいはずなので、記事数を多くして魅力的なブログにする方が合格に近づきますよ。
PV数を増やしやすくなる
記事数が多い方がおすすめな2つ目の理由は、PV数を増やしやすくなるからです。
Googleアドセンス合格には、PV数も大事と私は考えています。Googleからすれば、PV数の少ないブログに広告を掲載しても仕方ないですからね。
しかしPV数を増やそうと思っても、1つの記事では「その記事の検索キーワードの需要」未満のPV数しかとれませんので、PV数を伸ばすことが困難です。
ですので、PV数を増やすなら、ある程度の記事数がある方が有利です。
私がリコーダー特化ブログでGoogleアドセンスに合格したときも、色んな記事で少しずつ稼いだ合計で7000PVくらいでした。
- 検索一位の記事で全体の25%くらい
- 残りはその他記事
検索一位をとっても、そこから稼げるPV数は限られているので、PV数を増やすには記事数を増やさねばなりません(そもそも検索一位が狙ってもなかなか取れませんしね…)。
積極的なブログ運営がアピールできる
記事数が多い方がおすすめな3つ目の理由は、積極的なブログ運営がアピールできるからです。
例えば、Googleアドセンスに5記事で申請して落ちて、次の申請も5記事だったらどう思いますか?
(審査期間は2週間とします)



2週間で1記事も投稿してないのか。まあリライト頑張っているならそんなものかな、という感じですかね。
でも、5記事で3回落ちていたら…



1カ月半で1記事も投稿してないのか、この運営者やる気あるのかな…?と思ってしまうのではないでしょうか。
少数精鋭記事で申請していると、落ちる回数が増えるほど「やる気のない運営者度」が上がっていってしまいかねません。
記事やデザインの修正をするにしても、そんなにずっと修正し続けられませんよね。
5記事でサクッと合格できた人は良いですが、何回か落ちてしまった場合は、記事数を増やしていく方がおすすめですよ。


2024年の合格者は記事数が多い傾向
記事数が多い方がおすすめな4つ目の理由は、2024年の合格者は記事数が多い傾向があるからです。
私はGoogleアドセンスに合格するために、直近のGoogleアドセンス合格者のブログを探して独自調査していました。
網羅的に調査できている訳ではありませんが、私が見ている感じ、記事数が多いブログ(30記事以上)が多い印象だったんですよね。
そこで私も記事数を増やす方向にシフトし、37記事で申請したときに無事に合格できました。
記事の削除や非公開は一切行いませんでしたので、「記事数かPVかが合格の要因だったのではないか」と予想しています。


記事数を減らした方が良いとき
Googleアドセンス審査に向けて記事数が多い方がおすすめと説明してきましたが、記事数を減らした方が良い場合もあります。
- Googleアドセンスポリシー違反の内容の記事
- 読者の悩みを解決する内容でない記事
- 他の記事と同じ内容の記事
- インデックス登録されない記事
このような記事は、Googleアドセンス審査にマイナスの影響を与えている可能性があるので、いったん下書きに戻した方がよいかもしれません。
Googleアドセンスポリシー違反の記事は、合格後も下書き推奨ですが…笑。
上記に当てはまらないインデックス登録されている記事は、「Googleアドセンス審査の貴重な戦力の1記事」と考えて、そのまま申請に利用してよいと思いますよ。
「有用性の低いコンテンツ」というのは、「個別の記事の内容が悪い」というよりは「ブログ全体の質が低い」ということかと思いますので、記事数を増やしてブログ全体の質を高めることで合格に近づけることができるはずです。
まとめ
Googleアドセンス審査の記事数は多い方が良い理由について、ご説明しました。
記事数を増やしてブログ全体の質を高めることが、Googleアドセンス合格への近道です。
少数精鋭の記事で落ち続けている方は、一度記事数を増やす戦略にシフトしてみてはいかがでしょうか。